BLOG ブログ

医療保険基礎講座②【主契約と特約】

医療保険基礎講座②【主契約と特約】

前回の医療保険基礎講座①では、まずは医療保険が本当に必要なのかを考えましょうとお話ししました。
それでもやっぱり必要だという方は、ではどの保険がいいのか選ぶことになりますが、まずは医療保険がどんなものなのかを理解することが必要です。

医療保険は「主契約」と「特約」に分かれます

前回の医療保険基礎講座①では、まずは医療保険が本当に必要なのかを考えましょうとお話ししました。
それでもやっぱり必要だという方は、ではどの保険がいいのか選ぶことになりますが、まずは医療保険がどんなものなのかを理解することが必要です。

医療保険は「主契約」と「特約」に分かれます。

まずはここをご存知なかった人もいらっしゃるのではないでしょうか。

大事なことをお話ししますと、
保険営業マンはたいていみなさんのことを何一つ考えてくれていないと思っていただいても良いです。
あと、「あなたには絶対これが必要です!」って決めつけてくる人。

個人的には、あくまでも個人的にはですよ。
決めつけてくる人大嫌いです。

前者の何一つ考えてくれていないとか最悪です。
でも実際にはいます。
「あ~この人保険のことなんも知らんわ…お金も持ってそうやし、ぶんどるか」
と訳もわからない特約をつけて保険料を上げてこようとします。
保険料をあげると当然自分に入ってくる手数料も上がりますからね。

私には関係のない話だと思っているでしょ?
マネー相談にくる人の大多数は、それに当てはまっているのですよ…
①10年以上前の保険に入り続けている
②「あの人良い人そうやったからきっと私のことを思って提案してくれている」
①はともかく、②については営業マンってそんなもんです。仮面かぶってますよ。

不必要なものまで契約して、保険営業マンの給料を支払うことは絶対にありません。

そのためには、知識で自分の身を守ってください。

絶対にはずせない「主契約」

もし「保険証書」をお持ちなら、一度確認してみてください。

主契約のところになんと書いてあるでしょうか。

主契約はその保険のメインですので、原則として外すことはできません。
選ぶだけです。

主契約のメインはなんと言っても「入院給付金」でしょうか。
入院給付金は1日入院すると例えば5,000円もらえるといったようなものです。

その5,000円というところを10,000円に変えたりすることはできる、というわけです。

ここでポイントです。
今の保険は日帰り入院でも保障してくれますし、
何なら日帰り入院でも5日分の入院給付金をもらえたりします。

ところが、ひと昔の保険は、
「20日以上入院しないともらえない」というものもありました。
保険証書にそう書いてあるのなら、今すぐにでも電話ください。
その保険は持っててもムダです。
20日以上入院することなんてほんのわずかですから。前回の講座でやりましたよね。

保険の良し悪しは「主契約」で決まる

主契約については次回の医療保険基礎講座③でやろうかと思っていますが、
その医療保険がみなさんのことを思ってくれているのかどうかは、
主契約で決まると思ってもいいのではないでしょうか。

これはあくまでも個人的な考えなのですが…

主契約にあれやこれやあるものは、当然特約をつけなくても保険料は高いです。
なんかそれって、保険会社に
「お前らなんの知識もないねんから、とりあえずこれ入っとけばだいたいいけんで」(関西弁すみません)
って言われているようなものなんじゃ…と思ってしまうのは私だけなのでしょうか。

親切といえば親切。お節介と言われればお節介です。

この辺も感じるのは人それぞれです。

共済のいいところはそれなんですよね。基本入院給付金しかない。
(別に勧めているわけではありません)

入院、手術ぐらいでいいと思うのですが…
それなのに、主契約に放射線治療とかついてたりするじゃないですか…
全員にいりますかねえ…。
ガン保険ならわかりますけど医療保険にいりますかねえ…

なので、主契約は必要最低限でいいと思うんです。
ここで本当に安く抑えてくれて、あとは希望する特約をつけられる。
そういった医療保険が理想だとファイナンシャルプランナーとしても私はそう思います。

みなさんはどう思いますか?

自由な「特約」。大事なのは基準を持つこと。

あとは特約です。

保険会社さんによっても本当にたくさんの特約があります。
特約は「オプション」と思っていただいたらいいと思います。

あってもなくてもいい。

私も保険営業をやったことがあるのでわかるのですが、
みなさんはどう考えても「なんとなく」で特約を選んでるんですよね。

もちろんそのお気持ちはわかります。

保険を選ぶときはたいてい不安な気持ちになりますし、そうなるように持っていかれます。

しかし、大事なのは「基準」なのです。
今の貯金額、例えば女性特有の特約ならばそうなってしまうような確率はだいたいどれくらいなのか。
そしてその特約自体の値段など。
みなさん自身がこれは入っておいたほうが良いと納得できる特約を選んでください。

これもポイントですが、特約には「それぞれに」保険料が発生します。

見積もりのときに見せてもらえると思うので確認してみてください。
保険証書にも書いてあります。
(見せてもらえないのならばその営業マンと縁を切った方が良いです)

絶対にダメなのはその場で決めてしまうこと。
一旦落ち着いて基準と見つめ直し、考え直しましょう。

その基準についてもお話ししようと思います。

まとめ

まとめってほど大したことではありませんが、

保険は「主契約」と「特約」から構成されているということ。
またかなり前の保険をお持ちのときは相談いただければと思います。
私自身はもう保険営業できないので安心してください。
変な保険を勧めるということはありません。
ファイナンシャルプランナーとして、ちゃんとご提案し、
ご希望であれば、信頼する保険会社を紹介します。
南大阪で一番大きい保険ショップです。

まあ、まずはまだまだ一緒に勉強していきましょう。
本日もご覧いただきありがとうございました。